戸塚祥太な日々

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A.B.C-Zの戸塚祥太くんを中心にA.B.C-Zを応援するサイトです。 他、ジャニーズ全般、日々の日記などを綴ってます。
09.7.22 久々に模様替えしました

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「白ゆき姫殺人事件」初日舞台挨拶


「白ゆき姫殺人事件」in 丸の内ピカデリー
初日舞台挨拶に行ってきました。

【登壇者】
城野 美姫役:井上 真央
赤星 雄治役:綾野 剛
狩野 里沙子役:蓮佛 美沙子
三木 典子役:菜々緒
谷村 夕子役:貫地谷 しほり
監督:中村 義洋監督
原作者:湊 かなえ

今回は特に観たいキャストがいたわけではないのですが、原作が映像にするのが難しそうなものであったため(アヒルと鴨〜のような)、中村監督の撮影秘話が聴けるかなと思い、舞台挨拶に行ってみました。

大好きな中村監督の映画なので期待はしていたのですが、私の予想をはるかに超えるすごい映画でした。
未だに興奮が冷めません。いろんな賞取れるんじゃないかな。
「桐島、部活やめるってよ」を観て以来の興奮度です。

以降、かなりのネタバレです。
























キャストの皆さんが入って来て、順番に自己紹介をした時、本編を観た後の舞台挨拶だったこともあって、綾野剛さんが「救いようのないクズです」と自虐的な自己紹介したのがおもしろかったです。
司会の方が、「綾野さんの髪の色は、役に合わせて変えたんですか?」という質問に
「そんなにこの金髪、クズっぽいですか? 年がいもなくすみません。結構、ディスりますね。僕のことキライですか?」と司会の人をドギマギさせていました。
司会の方も「裏で、髪色のことを触ってみたらどうか?とアドバイスもらったので言ってみました。なんかすみません」みたいな感じでちょっと焦った感じだったのが面白かったです。綾野さんはドS系なんですかね(笑)

中村監督は、マスコミの人たちに「ちょっとこの一瞬だけは、書かないで下さい。皆さんは観終わったからいいよね…」
と前置きしてから、狩野里沙子役の蓮佛美沙子さんに「本当にお疲れ様でした。蓮佛さんほんと良く頑張ったね。みんなもそう思ったよね?」と労いの言葉をかけてました。
↑本編観るとわかりますが、この発言は大きなネタバレになってしまうので、監督は記録しないで下さいとマスコミの方に言ってました。

その後の湊かなえさんは、「一度しか言いません。映画が面白すぎて心地よい敗北感を味わっています」と言っていて、うまい言い方するなぁと思いました。
心地よい敗北感
こんな短い言葉なのに、ここにすべて凝縮されてる。言葉を扱う仕事をしてる方の語彙力はすごいです。

その後、公開を記念してツイートした記事という感じで、キャストの皆さんがそれぞれフリップを持って、自分の書いたものを読み上げて行きました。

井上真央さん「地味にヒットしたい なう いや ウィル」
綾野剛さん「(役名の「赤星」について)“あかぼし”じゃないよ“あかほし”だから」
蓮佛さん:「綾野さんは変わった人でした」
菜々緒さん:「映画がヒットしなければTwitterやめます」
貫地谷さん:「実はゲーム全くしないんだなあ」
中村監督:「Twitterの声の一人が井上真央」
湊さん:「中村監督は飴ちゃんがお好きらしい」

井上さんは、「一気にヒットしてその後順位が下がってしまうのではなく、地味に「なんかずっとこの映画順位に入ってるよね…」といった感じで、地味にヒットしたい」とのことでした。

綾野さんは、「原作にもありましたがあかぼしじゃなくて、あかほしです」濁らないんで。
と最高の離婚を思い出すような発言をしていたのがツボでした。

蓮佛さんは、冒頭の電話のシーンでの相手役を綾野さんがわざわざ来てやってくれたエピソードを話し、「カットがかかってもしばらく「元気?」とか話してくれて、おもしろい方だなと思いました。」と言ってました。
それに対して綾野さんは、「カットがかかっても電話を切っていいのか判断できなかったのでそのまま何もしゃべらないのもなんだと思い、赤星のまましゃべった」と言ってました。

菜々緒さんは、ヒットする自信があるからこその発言だそうですが、井上さんが「大丈夫かな…責任重大だな」というと「絶対大丈夫です」と何度も言ってました。中村監督に「大丈夫ですよね?」と聞くと監督「アナがなぁ…」としみじみ(笑)

貫地谷さんは、「前作(ゴールデンスランバー)と今作でどちらもゲームをやる役でしたが、実はゲーム全くやらないです」と。中村監督は「え?そうだったの?」と意外そうな発言をしてました。

中村監督は、城野美姫についてTwitterが炎上するところで、ツイートを読み上げる声の1人に真央ちゃんの声が入ってますとのことで、声色を変えて何パターンか録ってそのうちの1つが使われているそうで。菜々緒さんが「私もやりたかった」というと、「元々声は入れる予定じゃなかったから、スタッフ、うちの奥さんとか自分もやってますけど、裏方でやってたんですよ。たまたま真央ちゃんが最後のシーンにいたのでお願いしました」と。ただ、本人もどの声かわからないくらい全然声が違うみたいで、二回三回と観て確認してください。とうまい宣伝をしてました。

湊さんは、「2回撮影現場に行ったらしいのですが、差し入れに持って行くものをいつも迷っていたんですけど、1回目の時に監督がチュッパチャップスをずっとなめていて、飴が好きなんだということを知りました。」と言ってました。
中村監督は「あれは堺くんが役で舐めてた飴で。あ、今は他で西島くんがやってる役かな?」と(ジェネラルルージュの凱旋)の話をしてくれました。その頃から飴を口に入れながら演出していたらしいのですが、野際陽子さんと一緒にやっていた時、飴を舐めながらやっていたので現場のムードが険悪になってしまって…ふざけながらやってるって思われてしまったようです。と飴エピソードを聞かせてくれました。

と一通り終わった所で、もう時間がないということで(はやっ!)
マスコミ向けのフォトセッションをして、最後の挨拶を井上さんがして、終わりました。
監督の撮影エピソードがあまり聞けなかったのが残念でした><

ここからは本編の感想へ。

原作を読んだのはだいぶ前だったのですが、犯人が意外な人だったり、湊さん独特の語り口と人間の悪意に満ちた表現など面白かったものの、最後まで読んでも何を伝えたかったのかが、実はよくわかりませんでした。

この映画を観終えて、そのよくわからなかったものがハッキリとしました。
映画を観てる間、(そうか、そういうことなのか! 湊さんはそこを伝えたかったのか)と何度思ったか。
映画を観ることによって、原作を学べた…という感じ。
独白とSNS書き込み満載のあの原作を、ここまでわかりやすく、飽きさせず、創る事ができる中村監督は本当にすごいです。
それとキャストの皆さんの演技がみんなうまかった。1人として余計な人がいなかったように思います。

現代の世相を斬るという意味でも、この映画はいろんな賞取るんじゃないかな。
というか、取って欲しいです。

と前置きはこのくらいにして、本編で印象的だった所など。

●オープニングタイトル
冒頭で典子の殺害されるシーンが終わり、次から次へとTwitterへの書き込みが画面に映し出されて行くのですが、それがふわっと消えて行ってツイートの中の一文字が赤くなり消えずに残る。そしてその文字が「白ゆき姫殺人事件」というタイトルになる…っていうのが、なんか見てて鳥肌たって涙が溜まってしまった。これ好きだな。

●赤星雄治という男
原作では赤星の実態ってSNSでの書き込みのみなんですよね。
各章の証言者の語りは赤星に対して行っているのでもちろん存在はしているんですけど、赤星自体のセリフはなくて。
その赤星がこの映画の中で一番人間味がありました。リアルに生きてる感じがしたというのか。
私が原作を読んで何を伝えたかったのかがわからなかったのは、この赤星の存在が薄かった(行間を読めていなかった)からかもしれません。
その赤星の浅はかで、薄っぺらな人となりを見事なまでに具体化していたのがすごいと思いました。
綾野剛さんの演技もうまいのでよりよかったと思うんですけどね。
原作では週刊誌の記者という設定でしたが、映画ではテレビ局のワイドショー映像ディレクターになっていて、これも良かった気がします。

あと原作にはなかったのですが、最後のシーン、素晴らしかった。
城野美姫を犯人に仕立て追い詰めた赤星本人が、美姫に実際会っても気付かないという(苦笑)
そして一緒に付いて来た後輩?の長谷川が「今の…」と言っても気付かない。そして長谷川は「なんでもないです」と諦めたようにいう。赤星という男の薄っぺらさが最後の最後まで…苦笑するしかないみたいな。
普通に考えたら報道で写真もたくさん出ているしありえないんだけど、赤星だったらそれがありえるかも!って説得力がありました。

●ワイドショー「カベミミッ!」
司会者 水谷役の生瀬さん、最高です。ミヤネ屋を思わせる司会ぶりで、かなり笑いました。
あと、良くワイドショーで「元警視庁捜査一課の××さん」ってコメンテーターで出てきますが、「カベミミッ!」にもその人がいて、司会者が「××さん、城野美姫が犯行後、東京に向かうことは可能なんでしょうか?」という質問に言葉を詰まらせ、イヤモニから「可能です」という指示が聞こえた後、「可能です!」とドヤ顔で発言する所とか、ブラックユーモアな感じがおもしろくて声だして笑ってしまった。
後は赤星が取材した時の内容と、実際にワイドショー用に編集されたものが違うというのも、情報番組の不確かさをすごく表してるなと思いました。
例えば、美姫の両親を訪問した時、母親は美姫をかばっていたし赤星に対して逆上していた感じだったのに、実際のワイドショーの映像では、父親が「申し訳ございません!」と土下座して謝ってるシーンしか見せない。
これでは自分の娘が殺害したと認めてるように思えてしまう。
美姫が犯人ではないという意見の人の映像は一切カット。美姫が犯人だと思わせる部分のみを編集しているといった形で、これは実際そうなんだろうなと思いました。ほんとに怖い。
そして、犯人が美姫でないことがわかった後の司会者たちの心のこもっていない謝罪、軽薄ぶりもうまかったです。
それをごまかすかのように「次は…」の後のお気楽ニュース。
あるある!と思いながら見てました。

●ネット住民の軽薄さ、薄っぺらさ
美姫が容疑者である時は美姫を叩き、冤罪だとわかれば擁護に走り、今度は赤星を叩く。
まー赤星の場合は、自業自得なんですけどね。赤星の個人情報(顔写真、住所、電話)がツイートされた時は、ざまあみろって思ちゃったけど。
それこそ赤星にひどいことをされた美姫がやるのであればいいと思うんですけど、関係のない匿名で責任を持つことのない人たちがするというのが怖いですよね。匿名じゃなければやらないんだろうけど。
個人情報の垂れ流し、悪意ある書き込み、等々、現代社会の闇みたいなものが顕著に表れていました。

●狩野里沙子
蓮佛さん、うまかった。
最後の最後で真実のシーンになるのですが、そこでの典子を見る表情が怖くて震えました。
典子を殺害するシーンも恨みに満ちてて怖かった。
気のせいか典子の逃げる姿も、美姫の時より恐怖感が伝わったし。
なんで犯行に及んだのかの取り調べに対して、あっさりと
「会社をクビになりたくなかったから」
と当たり前の表情で言った里沙子。浅はかだ〜と><
証言しすぎる人が犯人…というのも最近ありましたし、リアルに思えました。

●三木典子
正直、キャストが菜々緒さんだと知った時、うそーー合わないーって思っていたんです。
もっと見た目には性格の悪さが出ていない上品で美しい人が良かったと。
でも実際見たら、意外と良くて違和感なく見れました。
憎たらしい演技もうまかったし、ちゃんと典子になってました。

●江藤慎吾
過去に美姫の頭にぞうきんを乗っけて、美姫の怒りを買い、その呪いから大怪我をさせられたという男。
大東駿介さんが演じたのですが、取材を受けてちょっと浮かれてる感じとか、なんでも自慢げに話す感じとか、すごくうまかったです。
あと、ワイドショー用の映像ではあえて何個も編集した後を残していて笑いました(笑)きっと江藤の話が長かったのでしょう。

●八塚絹子
美姫の実家近所の野次馬おばさん。
山下容莉枝さんの演技も最高でした。こういうおばさん、いるいる!みたいな。

●城野美姫
ホテルから出られずワイドショーで情報を得ている美姫。
次から次へと語られる自分への誹謗中傷に傷つき、「私は私がわからない」と泣きながら手紙に思いを綴るシーンは圧巻でした。
語られること、話の流れは原作に沿っていますが、美姫自体の感情の表し方は淡々と語られる原作とは違かったように思います。自殺しようとするシーンもなかったですし。
でもこちらもすんなりと、うんうんそうなるだろうなって思えました。
犯人じゃないって疑いが晴れた所で、自分の身近な人の言葉は消えないですし。
私がもしあの悪意に満ちたワイドショーの編集映像を見たとしたら、きっともう二度と誰にも会いたくないと思うだろうな。誰を信じていいかわからないし、自分の親までもが自分を犯人だと思ってる。
原作だと最後まで救われることなく終わるのですが、映画では唯一の救いのシーンが入りなんかジーンときました。

最後の方の、アンとダイアナのシーン。これも原作にはなかったシーンなのですが、
美姫が犯人ではないとわかり実家に戻って来たけど、みんなの証言で傷ついてる美姫なのでうまくその場にいられない。そして部屋に戻ってふと窓の外を見るとダイアナからの友情の印の合図が見え、美姫も泣きながらロウソクに火をつけ見せたり隠したりするシーンだったのですが、ここ良かったな〜。

とこのまま書いているといつまでも書いちゃいそうなので、この辺でやめておこう。
公開中もう一回観に行けたら行きたいな。

グッズの白ゆき石けん

2014.03.29 Saturday 23:59 | 映画 | comments(0) | - |

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